契約期間

契約期間について

みなさんこんにちわ管理人のコテツです。

このブログでは期間工になるための予備知識ををみなさんにご紹介していきたいと思います。
今回は、『契約期間について』詳しく深掘りしていきたいと思います。
少しでもみなさんの助けになれると嬉しいです。

契約期間

でわ早速、先に書いた記事でも記述していますが、『期間工・期間社員』とは就業期間の定めがあり、期間工の契約期間は最長2年11ヶ月です。
これは労働基準法で『期間の定めのない労働契約を除き、3年を超える期間の契約を締結しないこと』とされているからです。

これとは逆に期間の定めのない雇用形態が『正社員』又は『アルバイト』になります。
派遣社員も派遣会社の正社員なので雇用形態としては『正社員』です。

契約期間の満了

『期間工・期間社員』として働こうとした時、みなさんが一番不安に思う事は契約期間が過ぎたあとどうしよう?クビ?次の働き口は?ではないでしょうか?
興味はあるし収入も良さそうだけど、先の事を考えると不安で応募するのを躊躇してしまう。など不安になりますよね?

『働き口がなくなる=収入がなくなる』ですからね。
収入が無くなって生活が出来なくなる不安は計り知れないです。

でも安心して下さい。
確かに『期間工・期間社員』である以上、法律で定められた就業期間である2年11ヶ月を超えて就業する事はできません。

ですが、みなさん『再契約』と言う言葉をご存知ですか?そう『再契約』が可能なのです。

ただ、これにも法的な縛りがあり『クーリング期間』が存在します。1年以上働いた人は6ヶ月のクーリング期間を過ぎないと、同じ会社で『期間工・期間社員』として働く事ができません。

これも労働者を守るための法律なのですが、クーリング期間が存在せず再雇用が可能であれば、そもそも期間を設ける事自体あまり意味を為さなくなってきますからね。

あくまでもお役所から見た考え方ではありますが、労働者を守る為の法律であり、この法律があるかぎり無限に同じ会社に『期間工・期間社員』として働く事はできません。

ですが、同じ会社に・・・と言うのがポイントで、例えばトヨタの期間社員として就業したのち契約期間満了を迎え、退職した翌日にホンダの期間社員として就業する事が可能です。
その後、ホンダでの契約期間満了を迎えた翌日からまたトヨタの期間社員として働く事も可能です。
この場合、経験者として扱われるので、違うメーカーだったとしても時給が高かったり、選考も有利に働きます。

再雇用は仕事内容を理解・熟知していて職場環境にも慣れた経験者は教育コストがほとんどかからない為、メーカー側もありがたい存在です。
教える側からすれば何も知らない人に会社のルールや仕事の手順を一から教えるよりも、全てを知っている人の方が楽ですよね( ´∀`)

実際、再雇用を目指す人も多いです。
選考でも有利ですし、経験者手当がもらえたり、時給が他の人より高かったりと待遇が良い場合が多いので積極的に考えても良いと思います。

また、退職先から『再赴任通知』が届くこともあります。
『再赴任通知』が届くと面接不要で採用され即入社する事も出来る事があります。

年齢も気にする方も多いと思いますが、実際は50歳を超えて期間工として入社される方も沢山います。年齢が理由で選考を落とされる事はほぼないと思います。

年齢を気にする方は体力面でも気にされる方が多いと思います。
確かに工場での仕事は体力仕事が多いです。ですが、大手有名メーカーでは作業中に持ち上げる物の重量に制限を設けています。
重量物は体への負担が大きく、腰を痛めて働けなくなったりすると、会社としても生産ラインの稼働率が安定しなくなるので会社としてもマイナスでしかありません。
それでも重量はさほどないけど、そこそこ力が要る物をひたすら運び続けるなど、力はそんない要らないが持久力が必要な仕事が多いです。

また、牽引免許やフォークリフトの免許を持っていれば、物流部門で重宝されますし、入社へのハードルも低くなります。

なので、実際に期間工で働いている人は色んな工場で期間工として10年以上働いている方が大勢働いています。

正社員になる

もう一つの道として、期間工として働いたあと正社員になる人もいます。
メーカーによっては正社員への登用を前提で期間工を募集している所もあります。

もちろん期間工から正社員になるには、自分が所属している部門の上司からの推薦と正社員への登用試験に合格しなければなりません。

推薦や試験を受ける為には就労期間が1年以上必要だったり、仕事だけではなく、コミュニケーションや社会人としてのマナー、無遅刻無欠勤など勤務態度も良好でなければ正社員への登用は難しいと思います。

正社員になれば慰労金などの期間工特有の手当は無くなりますが、賞与や退職金を手にする事が出来るようになりますし、給料のベースアップも見込めます。

もちろん正社員になれば仕事内容も変わってきます。
責任あるポジションについたり、人材教育など管理する仕事が増えます。
実際、僕がいた部署の班長も元々は派遣や期間工を経て正社員になったそうです。

正社員を視野に入れているのであれば、コミュニケーションを積極的に取り、勤務態度も意識しておいた方が良いかと思います。
ある程度仕事に慣れてきた頃にそれとなく上司に確認してみて下さい。

全く違う仕事につく

期間工として契約期間満了後、全く違う仕事に着くのも一つの道です。

経歴として大手有名メーカーで契約期間満了後であれば就活もしやすいです。
一つのステータスとして認めてもらえます。

期間工として契約期間満了後に全然違う仕事を半年間働いてから、また同じメーカーで期間工として働く方もいます。
それをループして働いている方もいました。

ABOUT ME
アバター画像
コテツ
こんにちわ!!管理人のコテツです。しがないただのおっさんです。以前、働いていた期間工についてご紹介したいと思いブログを立ち上げました。何かのお役に立てれば嬉しいです。