はじめに

期間工で働く!!

みなさんこんにちわ管理人のコテツです!!

このブログでは期間工についてご紹介していきたいと思います。
自分が経験した事や、友人から教えてもらった事などをまとめて期間工について悩んでる方への手助けになればと思い、立ち上げました。
自分自身も失敗したり色々悩んだりと随分遠回りしているので、自分の経験を無駄にしたくないと言う思いもありまして(⌒-⌒; )

皆さんも生活する為には生活費を稼がないといけません。
働かないとご飯も食べれませんし、家賃だって払えません。
この世は金だ!とは言いませんがお金が無いとそれはそれで困ります。

巷では『不労所得』と言う言葉が溢れていますが、そんな簡単にお金を稼げるのは大抵詐欺です。
もちろん簡単にお金を稼いでる人も中には居ます。でもそのやり方を無償で知らない誰かに教えると思いますか?
昔からの親しい友人や、親友と呼べる人になら教えても良いですが、それ以外の人に僕なら教えません。
教えるのもめんどくさいし僕にとって何の利益も生み出さないからです。
人によっては賢者のような人も存在するので全てを否定する訳ではありませんが、正直、普通に働くのが一番確実に稼げます。

子供達の憧れ『YouTuber』もちゃんと生活出来るようになるまでに大変な努力をされています。簡単ではありません。中には犯罪行為すれすれな事をして人気は出ても、その後犯罪者として逮捕される例も少なくありません。
夢があるようでなかなか険しい道だと思います。

お前も金にならないブログやってんじゃん!って思うかもしれませんが、先に書いた通り自分の経験をムダにしたく無いからです。自己満ですね(⌒-⌒; )

僕もアフィリエイトを少しやっていますが、全く収入はありません。そう言う才能のある人でないと無理ですね。。。このブログにも広告は貼りますが。。。

Fxや何かしらの投資をしている方も実際に稼いでる人はごく僅かだと思います。
それなりに勉強して特徴を掴み、冷静に判断出来る人ならうまく行くと思います。。。
でも熱くなりやすい人、目先の利益を求めて先の事が予想出来ない人は向いてないと思います。

僕はどちらもうまくいきませんでした(⌒-⌒; )

期間工とは?

皆さんも『期間工』って言葉を聞いた事があると思います。
ネットでもちょこちょこと広告を見かけた事があるとお思います。

では、『期間工』とはなんでしょうか?『期間従業員』『期間社員』とも呼ばれ“働く期間が決められている契約社員”の事です。
主に製造業の現場で企業に直接雇用される従業員です。

期間工の契約期間は最長2年11ヶ月です。これは労働基準法で『期間の定めのない労働契約を除き、3年を超える期間の契約を締結しないこと』とされている為です。

要するに製造業を生業としている会社としては繁忙期には人手が欲しい、会社の経営がよくない時は人件費を削減するのが一番のコストダウンになる訳で、期間従業員は会社にとってとても都合の良い存在、システムです。
正社員をポンポン首切りすれば会社として存続出来なくなりますからね。

法律を作った側からしたら会社と働きたい人たちの事を考えた素晴らしい法律だろ?って事なのでしょうが、会社側はどう思っているか知りませんが僕からすれば余計なお世話です。

実際のところ、期間従業員もそうそう簡単に契約を解除もできません。
会社として作業性を考えれば長く働いてくれた方が効率が良く、ロスも少ないですし利益も上がります。
頻繁に従業員を入れ替えていたのでは熟練度も上がりませんし、教育する側も大変です。

暇になったから期間従業員を切る選択をする会社はその時点で相当ヤバイです。
倒産の危機を迎えています。
なので期間満了前にクビを言い渡される事はほとんどありませんし、優秀な人であればもっと長く働いて欲しいと思うのが経営側の考えでしょう。
なので期間の定めを設ける事自体あまり意味を成さないようにも思えます。

そもそも期間の定めを定義しているのは法律です。
国からすれば期間従業員とする事で雇いやすさ、働きやすい状況を作り出した上で、期間を設ける事で、従業員としてもっと働いて欲しいと思うなら正社員として雇いなさいと言う事なのでしょう。

何だか独りよがりな考えな気もします。
働き方もそうですが、その待遇、会社内でのポジション、給料面等、正社員ではなく期間従業員として働いた方が合っていると思う人もたくさんいます。

全ての人が上昇志向を持って、現状の自分に対する評価や社会的地位に満足せず常に上を目指そうとしている訳ではありません。

製造している製品に対してはより良い物をと考える人が大半だとは思いますが、自分自身の待遇は現状に満足している人も多いと思います。

実際、会社にもよりますが正社員になってもメリットは少ないです。

派遣社員との違い

よく『期間工(期間社員)』と『派遣社員』と混同される方がいますが、この2つは全く違う労働契約です。

大きな違いとしては先で書いたように『期間社員』は契約期間が定められた従業員ですが、『派遣社員』には期間の定めはありません。

雇用主も違います。
『期間工(期間社員)』は工場などの企業の直接雇用ですが、『派遣社員』は企業が契約している派遣会社の正社員です。

『正社員』。。。響は良いですね。社会的にも聞こえは良いです。
契約期間の定めも無いので定年まで働けます。

他に大きな違いとしては『派遣社員』は企業と従業員との間に派遣会社が入っているので、企業が支払ったお給料は一旦派遣会社に支払われ、手数料など引かれた金額が『派遣社員』に支払われます。

もうお分かりですね?『正社員』と言う肩書きは魅力的に聞こえますが、程の良い薄給労働者です。

僕が一番失敗したなと思うのがこれです。
最初、入社する前にちゃんと調べたつもりだったのですが、よく分かっていませんでした。
『正社員』=『安定』と言う言葉に幻想を抱いてしまいました。
定年まで働ければ退職金ももらえるし結果的にそっちの方が良いんじゃないか?

今思えばなんて思慮が足らなかったんだろうと後悔しかありません。
直接雇用の期間工であろうと派遣社員であろうと仕事内容は変わりません。

『期間社員』『派遣社員』メリット・デメリット

工場勤務において『期間工・期間社員』と『派遣社員』のメリット・デメリットをまとめてみると。

【メリット】

〈期間工〉

・なんと言っても給料が高い、毎月の給料とは別に慰労金などの手当が支給される。平均年収は400万円〜600万円。
・責任が重くない
・割安で寮などに住める。場合によっては無料。
・光熱費が場合によっては無料。
・一度仕事を覚えると新たに覚える必要があまりない。

〈派遣社員〉

・正社員としての肩書き(肩書きだけですが。。。)
・契約期限が無い
・賞与がある場合がある(慰労金等の手当はない)
・退職金がある場合がある(就労期間など条件あり)
・責任が重くない
・割安で寮などに住める。場合によっては無料。
・光熱費が場合によっては無料。
・一度仕事を覚えると新たに覚える必要があまりない

 

【デメリット】

〈期間工〉
・契約期間が最長2年11ヶ月
・部門長などの重責あるポジションにはなれない
・給料のベースアップがほとんどない
・ボーナスがない(代わりに慰労金等がある)

〈派遣社員〉
・給料はあまり良くない。年収としては400万円前後だが、天引きが多い。
・会社によるが、体調を崩したりして長期休暇すると退職を促される。
・部門長などの重責あるポジションにはなれない
・給料のベースアップがほとんどない

期間工も派遣社員も働く上で責任が無い訳ではありませんが、どちらも正社員に比べれば気分的には楽ですね。どちらで働くとしても最大のメリットかも知れませんね。

期間工として働くには

では、期間工として働くにはどうすれば良いでしょう?

ほとんどの『期間工』は自動車関連で募集されています。

半導体やその他の事業を生業としている会社ももちろん『期間工』の募集をしていますが、募集人数が全然違います。

自動車関連の会社は会社としての規模が大きく、必要とする生産ラインの従業員の数もハンパないです。

ダントツに多いのは『トヨタ』でしょう。

他の自動車メーカーももちろん募集しています。
時期によって募集をしていたりしていなかったり、工場も1箇所だけではないので全国に何箇所もあります。

各自動車メーカーで期間工の募集用HPがあるので、応募すればすぐにでも期間工として働けます。

条件や就業場所をよく考えて検討してみてくださいね。

期間工として働いてみる

実際に『期間工』として働くには各自動車メーカーや量産工場を抱える企業が専用でHPを用意しているのでそこから応募するか、紹介会社を経由してメーカーに応募する方法があります。

応募してから先ずは面接を受ける事になります。
応募する会社によってどこかの営業所や最寄りの工場の事務所又はオンラインで行う所もあります。
昨今のコロナやインフルエンザの大流行等でリモートの活用が増えています。
実際、僕も最初の面接はリモートでした。
会社によって複数回面接がある場合もあるので、一次面接をリモートでやって二次からは直接会うパターンもあります。

合格したら自宅に合格通知と今後の流れが記載された案内が郵送もしくはメール等で届き、入社・入寮手続きを進める流れになります。

応募も会社によっては紹介会社に依頼する場合もあります。

先ずは自分がどこで働きたいかをしっかり考えてから応募しましょう。

何を優先するのか?給料?就業場所?寮の有無(一人部屋又は相部屋)?仕事の内容(体力仕事かデスクワークに近いものか)?

人によって苦ならないもの、苦になるものが色々と違いますし、求人を出してる会社によっても条件が違います。

毎月の給料(時給、日給)、慰労金、生産協力金、入社祝金、契約更新祝金等、様々な名目で給料が支払われるので、それがいつどのタイミングでどんな条件で支払われるのかよく考えて自分にとってベストな就業先を見つけて下さい。

入寮する場合は家賃の有無、光熱費、ワンルーム一人部屋なのか相部屋なのか。
寮から就業先の工場までの通勤は送迎バスがあるのか?歩いて行ける距離なのか、バイク通勤が出来るのかその辺りも確認が必要です。

また、今住んでいる所から遠方の場合はその交通費が出る場合があります。
いわゆる赴任費用と言うやつです。満額出る場合と一律な場合と様々ですしもちろん無い場合もあります。
赴任費用が出る場合は何か証明するものが必要になってくるので、必ず領収書等を忘れずに提出して下さい。

働くと言うことは自分の生活環境がガラリと変わると言う事なので事前準備や、実際に働き始めた後の生活も念頭に置いておかないと後でこんなはずじゃなかったのにと、後悔するかも知れません。

応募するには?

応募するにはメーカーの公式サイトから『直接応募』するか、紹介会社を経由してメーカーに応募する方法があります。

直接応募する場合、メーカーに直接電話するか応募フォームから申請します。
メーカーによっては応募自体が不要で、決めたれた日時の説明会に参加しなければならない場合もあります。

紹介会社を経由する場合は、選考のステップが増えますが担当者から合格に向けてのアドバイスをもらえたり、入社祝金をもらえたりと直接応募にはないメリットがあったりします。

実際、応募したからと言って100%就業出来るとは限りません。面接もありますし、筆記試験がありますし、入社してからも製造ラインに従事する為の訓練もあり、訓練の最後にはまた試験があります。

一般的な教養や少しドライバー等を使った事がある方なら合格出来ると思います。試験はそんなにハードルが高い物ではありませんが、それでも稀に不合格となり、去っていく人もいます。

合格通知

面接が終われば1週間程度で合否の通知が来ます。

この段階ではほぼ間違いなく合格の通知が来ると思います。
牽引免許やフォークリフト等の免許がある場合は、この時点で配属先も決定している事もあります。

合格通知だけではなく、誓約書や基礎年金、マイナンバーの届出書が一緒に送られてくる場合と、就業先に赴任してから書類を渡される場合もあります。

いずれにしても入社するに辺り、誓約書の記入や基礎年金とマイナンバーは必要になってきます。もちろんハンコと銀行口座も必要です。
ほとんどの会社は会社がメインバンクとして取引のある銀行口座の開設を指示されますが、期間工の場合、大半の人が他府県から赴任してくるので全国の銀行に対応している事が多いです。ネット銀行にも対応している事も多いので事前に担当者に確認して下さいね。

入社〜赴任

面接に合格すればいよいよ入社に向けての準備・手続きに進みます。

具体的に言うと入寮〜就業開始日の連絡を担当者と連絡を取り合います。

入寮する場合はいつから寮に入れるのか、今住んでいる所から遠方になる場合は赴任するのに時間がかかる訳で、赴任して荷物を持ち込んで整理する時間が取れるのか、家電が備え付けであれば良いですが、場合によっては今住んでいる所で使っている物を持って行くパターンと自分でレンタルを手配するパターン、赴任先で新たに購入するパターン。

仮入寮(待機所)に入ってから数日後に本入寮となる場合もあるので、担当者に段取りをしっかり確認しておいた方が安心です。

遠方から赴任して生活拠点が変わる人はその準備にかなりの時間を要するのでなかなか大変ですが頑張って下さい。

今住んでいる所から近く、自宅から通勤出来る人はその辺の準備は要らないと思うので、就業開始日だけ把握しておけば、後は当日必要な物だけ持っていけば大丈夫です。

〈入社する際必要な書類と持ち物〉

・誓約書(記入済みを既に送付している場合は不要)
・前職の源泉徴収(発行に1週間程度かかるので事前に前職の会社から取り寄せて下さい)
・雇用保険被保険者証
・身分証明書(運転免許証、マイナンバーカード)
・年金手帳
・住民票(住民票を移さない場合は不要ですが、会社が要求する場合もあるので確認して下さい)
・印鑑
・銀行口座が分かる物(通帳、キャッシュカード等)
・その他指定された書類
・筆記用具(ボールペン、鉛筆、消しゴム、朱肉)

※実際に必要な書類等は就職先の会社の担当者に確認して下さいね

研修〜簡易テスト〜配属先決定〜作業服支給

一度に入社する人数が何十人にもなるので、大きな会場で一斉に研修を行います。

就業に当り会社の基本的な理念や注意事項等、一般的な新卒と同じ様な説明を受けます。

工場内での事故を未然に防ぐ目的もあり、工場内でのルールや意識の勉強をしていきます。

一般常識程度のテストの後、配属先の決定、作業服の採寸と支給が行われ、今後のスケジュールや、健康診断(後日の場合もあります)等が行われます。

ここで、一緒に働く同期の人達と初めて顔合わせる事になりますが、各配属先に別れた後は2度と顔を見る事がない人も沢山います。
ちょっと寂しい気もしますが、なんせ人数が多いので(⌒-⌒; )
テーブル毎で一塊になっていたらおそらく同じ部署か同じ工場の人だと思うので、コミュニケーションを取っておいても損はないかと思います。

入寮生活

いよいよ入寮して一人での生活が始まります。

大抵の場合、部屋にTV・冷蔵庫・電子レンジ等の電化製品が備え付けてありますが、生活に必要な消耗品は購入しておかないといけません。
近くにスーパーやショッピングモール、飲食店等がどこにあるかはチェックしておいた方が良いでしょう。

〈主に必要な消耗品〉
・石鹸(ボディーソープ)
・シャンプー
・歯ブラシ
・歯磨き粉
・トイレットペーパー
・食器用洗剤
・食器用スポンジ
・洗濯用洗剤
・ゴミ袋(地域指定の物があれば、寮を管理している担当者に確認)
→だいたいコンビニかスーパーで売ってます。
・調味料(サラダ油、塩胡椒、醤油、料理酒等)

最後に。

ざっと応募から入寮までの流れを書いてきましたがどうでしょうか?

少しでも参考になれば幸いです。

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こんにちわ!!管理人のコテツです。しがないただのおっさんです。以前、働いていた期間工についてご紹介したいと思いブログを立ち上げました。何かのお役に立てれば嬉しいです。